税理士さんの税金とあまり関係のないブログ2.0

千葉県成田市で税理士をしています。「和して同ぜず」がもっとーです。口癖は「しょーがないよね。」HP http://www.office-nemoto.jp/ ※2009年以前の記事は消してしまいました。

見積もりと熟練度

こんにちは。

自宅の敷地に法面(崖)があります。

大雨が降ると道路から水が流れ込んできて一部が崩れてしまってました。

購入したときからそんな状況で、元の持ち主さんは何もせず、

近所の人達が簡単な手入れをしてくれていたようでした。

土木のお客さんに幾らくらいで塀が建てられるか見積もると

「●●●万円(普通車1台くらい)あれば足りると思います。」

まぁ、放っておくわけにもいかないので、それくらいならとお願いしました。

途中から設計士さんが入って、工法やら必要な申請やらを調べてもらい、

元々、儲からないのと面倒くさいのやらで延び延びで、2年経ちました。

で、今年の年明けに「今度は逃げないで根本さん家やります!」と言われ、

「見積もりは△△万円(当初の見積もり+高級軽自動車)です。」

・・・・・・・・・・。

いや、そんな金ないし。

と、計画は振り出しに。

崩れた個所を直して、これ以上崩れないように最低限のことをしましょうと言うことになりました。

最低限のこととなると申請が不要で設計士さんの仕事がなくなるというので、

「今まで動いてくれた分を少し請求して良いですか?」と言われたので、

同じフリーランスとしては「当然してください」とお答えをしました。

で、提示された金額が少なすぎたので、多少気持ちを上乗せしました。

すると、頂けないこともあるのにありがとうございますと仰って頂きました。

 

建設業界では良くあることなのかもしれませんが、設計段階の見積もりは無料(と言っていいのか解りませんが)のことが多いと思います。

ハウスメーカーなどでも設計は無料のところが殆どです。

気に入らない所で家を建てるわけにもいかないのでやむを得ない部分もありますが、

そのハウスメーカーで建てなかった人の設計費は建てた人が負担することになります。

 

今回のうちの法面は設計士さんも手続関係であやふやな部分があったようでやむを得ない部分もないわけではありません。

我々も不慣れな仕事だと調べ事が多くなるので、割に合わないこともあります。

手間が掛かる割に効果があまりないこともあります。

単純な慣れた仕事だけしていれば効率が良いのかもしれませんが、

技術や経験があまり上がらないので、勉強と割り切ってたまに不案内なこともしています。

 

まとまりがないですが、ではまた。

Windowsアップデートをしたら電子申告できなくなった話

こんにちは。

  

3月決算、真っ只中です。申告書を作成して、チェックして、さて申告、、、

というところでICカードを読まなくなりました。

2018年の2月にも同じような事があったし、直前に怪しい更新があったので

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まぁ、5月のWindowsアップデートのせいだろうと。

取りあえずFeliCaのドライバーを何度か入れ直し、あちこち抜き差ししましたが、症状は変わらず・・・。

自分が使用しているカードリーダーはRC-S370というものなのですが、

接続するとRCS956と認識されます。

結果的にコレは問題無いようなのですが、ココがおかしいと思い時間を無駄にしました。

その後、システムの復元をしようと思ったらドライバーを何回も入れ直しているので復元ポイントが埋まってしまっていました。

手動でWindowsアップデートをアンインストールしましたが、症状は変わらず・・・。

と、気付いたのですが、他のUSB機器も一部認識してないようでした。

なのでUSBのドライバーとついでにチップセットを更新しようとしたら何故か途中でエラーになるのでBIOSも更新。

すると、USB機器とカードリーダーは認識するようになったものの、電子証明書は認識しません。

ひょっとして税理士の電子証明書がおかしいのかと思い、他の電子マネーを置いてみると読み込みます!

もう一度しらべてみると、、、

https://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/support/troubleshooting/detail/61.html

>③ PC/SCアクティベーターfor Type Bをインストールしてください(RC-S330、RC-S370ご使用の場合)

ということで③を入れ直したら無事使えるようになりました。

さあ、申告しよう!と思ったら土曜日で受け付けてませんでしたよ・・・。

ではまた。

選挙と広告と顔見せと

こんばんは。

 

現在、市議会議員選挙をやっているので少し前からうちの事務所にも候補者の方が尋ねていらっしゃいます。

日頃から会っている方は「頑張ってくださいね~」ですが、

4年ぶりに会う方には「頑張ってくださいね~(・・・)」というのが正直なところでしょう。

 

これは議員の方に限った話ではなく、我々もお客さんに対して定期的にコミュニケーションを取る必要があると思います。

ただ、お客さんも仕事をしているので、自分が暇だからと伺って無駄話をするわけにはいきません。

ですのでブログなり情報提供なりで定期的に生存確認?をしています。

 

飲食店やお花屋さんは写真を上げるだけで人を幸せな気分にできるので羨ましいと思います。

 

ではまた。

 

消費税の届出

こんにちは。

今回は業界人向けの内容です。

消費税の届出は税賠になりやすいから気をつけるというのは業界の常識ですが、

消費税の届出の中でも割とゆるいのが、課税事業者になったら提出する「課税事業者届出書」と課税事業者でなくなったら提出する「納税義務者でなくなった旨の届出書」それと事業を廃止した場合の「事業廃止届出書」。これらは税務署側である程度把握しててくれて、提出をしなくてもお尋ねがきてから出す、事業廃止などは電話でOKという感じだったのですが、最近はお尋ねもこないで届出どおり処理されるような気がします。

高額特定資産等のここのところの改正で、その課税期間が終わるまで翌期が課税か免税か解らないのでこちらとしても今までのタイミングで「納税義務者でなくなった旨の届出書」を提出するわけにもいかず、翌期が終わってもそのまま提出しないでいると、本来は免税事業者なのに中間の納付書が届いたりします。

で、まぁそこで気付けばいいのですが、送られて来たものはそのまま何の疑いも持たずに払ってしまいます。そして決算になって免税事業者だったと気付く(笑)。

個人は廃業しても振替納税をしていると中間で引き落とされてそのまま・・・、ということも考えられます。

知り合いの税理士も同じような事を言っていたので、我々が「納税義務者でなくなった旨の届出書」や「事業廃止届出書」の認識を改めたほうがいいですね。

 

ではまた。

パソコン屋さん

こんにちは。

個人の確定申告の真っ最中ですが、お客さん自身がパソコンで記帳をしている方も多くいらっしゃいます。そのような方は会計ソフトなんてこの時期しか使わないって方がほとんどで、もっというとパソコンもこのためにしか使わないって方までいます。

元号やら消費税の関係で今までの会計ソフトをそのまま使えなくなるので、ここのところ法人のお客さんも含めて会計ソフトのインストールを代行したりしてます。

先日、あるお客さんの所に行ったらネットにも繋いだことがないのでWindowsが8のままで止まっていました。この状況で新しいソフトをダウンロードしろとも言えず、「じゃあ持って帰ってうちで入れてきますよ」というと、「そう言ってくれるのを待ってたんですよ。」と。「ついでにパソコンが遅いんでなんとかなりませんか?」「買えよ」ってやり取りで預かってきました。

取りあえず8.1に上げて、余ってたメモリを足して、これまた余ってたSSDに換装しようとしたらSSDを挿しても何故か起動しません。

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ちゃんとクローンできてるか確認してみると、一部違うところがあります。

メーカー特有の細切りパーティション。萎える。

OEMなんちゃらって多分リカバリのデータが入ってるところがクローン先では普通のドライブになってます。

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よく解らないけど取りあえず消してみたら

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無事起動しました。

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5年前のパソコンもまだまだ使えますね。

 

ところでコレは幾らもらえば??

 

ではまた。

 

いいせんせい

こんにちは。

学校のPTAなんかの役員を決めるときに先生の意見も参考にするようで、

候補者が先生側からのNGで駄目になることもあるようです。

世間であいつはだめだとか言うのは良くある話で、まぁ自分も言うのですが、

NGの人を外していって決めた人が地雷だったりするので難しいものです。

最近思うのが、NGを出す理由が自分とは反対意見なだけというのが結構あって、

耳の痛い意見に耳を貸さない人が多いなと。

「あの先生は良い先生だよ~」って先生のクラスが学級崩壊してたり、

評判の良くない先生と話してみると普通の人だったりというのが割とあります。

誰かにとってはNGでも違う人にとっては普通だったりして、万人に対してNGな人のほうが少ないでしょう。

 

税理士なんかでも会社の言いなりで黒いことをするのが良い税理士ならば、自分などはよくない税理士なんでしょうが、仮に正しいと思うことを言って受け入れられないのは自分が信用されてないんだと思うしかないですよね。

でも、最低限の決まり事は守って欲しいものです。

 

ではまた。

お客様は・・・

こんばんは。

 

「お客様は神様です」は、三波春夫さんの有名なセリフですが、

最近では色々な意見があります。

例えば自分がお客さんとして飲食店に行くのは自分で作れない若しくは作るのが面倒なのでお金を払って行くわけで、そこは対等な立場だと個人的には思うのです。

対価として高い安いがあっても、高いと思えば次から行かないだけで、お金を払っているから偉いという感覚はありません。

 

逆に貰う立場にたつと、自分の中で適正な対価があって、それは「文句を言われたときに素直に対応出来るか否か」というのが基準になっています。100円のものを100円で売れば何も問題は無いのですが、90円になったり110円になったりします。場合によっては60円くらいになるのですが、60円で売っているのにプラスアルファを要求されたりすると割に合いません。

シンプルな話で、100円で売る権利も、売らない権利もあると思います。

普通のお店で100円のものを90円に値引きして、そのうえ90円もらえないけれどもう一つ売ってくれと言われたって売らないでしょうが、税理士業務となると90円のつけがあっても引き受けなければならない場合もあったりします。

お金を貰えないからといって自分が断って無申告になって困ればいいとは思えません。

 

ただ、申し訳ありませんが、お客さんよりも従業員のほうが大切なので、私に対しては普通の対応でも、(非も無い)従業員に暴言をいう方はお断りさせて頂きます。

 

ではまた。