税理士さんの税金とあまり関係のないブログ2.0

千葉県成田市で税理士をしています。「和して同ぜず」がもっとーです。口癖は「しょーがないよね。」HP http://www.office-nemoto.jp/ ※2009年以前の記事は消してしまいました。

ヒューマンエラー

こんばんは。

 

我々の仕事はいかに「間違いの起こらないように処理をしていくか」が、重要だと思っています。

例えば、「通帳を入力する」という作業があるとすれば、

通帳のコピーをもらって手で入力するのが一般的な方法です。

それをCSV等のデータで貰って加工して取り込むとすれば、少なくとも金額は合っているはずなので、「金額が違う」という間違いは無くなります。

最近は自動取り込みもあります。

問題は、「データを加工して取り込む」という工程が「手作業で入力する」という工程よりも時間がかかるケースがあることです。従業員とも口論になるのですが、習熟した作業者ほど「入力したほうが早い」となってしまいます。

最終的に確認するのは人間の目なので、その工程で間違いが起こる可能性を排除していくように、テンキーも電卓も使わずにマウスだけで記帳できるのが理想だと思います。

 

ではまた。

時間外の連絡

こんにちは。

自分は自営業なので時間外や土日もなく連絡がかかってきて、

それ自体は問題ないのですが、自分が連絡する側だと相手によって気を使います。

自分と同じような感じの方だと用があれば連絡するのですが、

仕事は会社にいるときだけという方だと休みが明けるまで待っています。

従業員に対しても同じで、どこかに行く予定を聞いてたりすると多少遠慮したりします。場合によってはパワハラに当たるとか。

 

少し範囲を広げて、自営業者の従業員はサラリーマンなんですが、その会社の気質と同じように考えられるようで、従業員の携帯にも夜間土日に連絡があるみたいで、それもまぁやむを得ないかなとは思うのですが、仕事関係者からの仕事と関係のない連絡は対応が難しいなと思う今日この頃です。

 

ではまた。

アパートの収支報告と事業計画

こんにちは。

 

いよいよ所得税の確定申告が始まります。

うちも不動産業のお客さんが何件かあるので言いづらいところもあるのですが、

ディベロッパーさんや不動産管理業者さんに対しての要望です。

まず、建てるほう。

事業計画書を作成してくれるのですが、キャッシュフローだけ書いてあって、ほぼ所得税や事業税に触れていません。それを信じて借入金を多めに返済してしまい、税金が払えないという方がいらっしゃいました。建てる前に一度税理士に相談して頂ければと思います。

次に管理業者さんに。

収支報告をオーナーさんに送っていると思うのですが、敷金を収入(入金)としているような報告書が結構あります。どうせ同じ手間を掛けて報告するならそのまま確定申告で使えるような形式にすれば良いのにと思うのですが。

最近感じたのは、システムを使う人(社員)、作る人(システム屋さん)、結果を見る人(オーナーさんや会計事務所)が違うのでなかなか便利にならないのだなということです。

 

ではまた。

給与計算

本年もよろしくお願いします。

今年の目標は従業員を1名入れることです。

 

さて、給与計算は税理士や社労士が行う仕事の一つですが、

税理士が計算すると社会保険が疎かになりがちで、

社労士が計算すると源泉税や住民税が疎かになりがちです。

税金は期日や金額に対するペナルティが厳しく、

社会保険は年齢による変更があるので注意が必要です。

それを補うのが給与計算ソフトなのですが、ソフト任せにしていても間違いは起こります。

実際、お客さんのところで、データを繰越したら何故か女性だけが配偶者特別控除のチェックが入ってしまって、1年間税額が間違っていたというのがありました。

自分が行う場合は、人数もさほど多くないのでエクセル(手計算)でやったほうが正確です。

何種類かソフトを試しましたが、手計算と合うように設定するのが面倒で諦めました。

 

私が計算する会社と、従業員が計算する会社は別なので、どうやって年齢を管理しているのか聞いたら、「年末調整の時に該当者の年齢を調べてカレンダーに書いています。」。

・・・・・・・・・・・・・・・。

自分には無理そうなので使い勝手が良いソフトを探そうと思います。

 

個人的に年末調整は好きではないのですが、新入社員が結婚して子供が生まれて家を買って住宅ローンを組んで・・・、という流れを見ていると会ったこともないのに勝手に親近感がわくので、その会社の担当者は是非やったほうが良いと思います。

 

ではまた。

便利じゃない

こんにちは。

最近は会計ソフトも金融機関等のネットバンクから自動で読み込んでくれるサービスが増えています。 

しかし以前も書きましたがあまり便利とは言い難い状況です。

私も、自分のところのお試しと利用できそうなお客さん用に試しに2つ契約しましたが、記帳代行をするうえで結局事務所だけで完結しそうになく、お客さんにその都度操作してもらうしかなさそうなので1つ解約することにしました。

すると、今まで利用していた両方のアカウントが使えなくなりました。

エプソンのサポートに電話して再設定してくれと言われましたが、もう一度登録してもエラーメッセージがでて読み込めません。


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エラーに費やしている時間で入力が終わりそうです・・・。

再度サポートに電話をして対応を聞きます。

サポ「これこれをこうしてください」

私「解りました(そんなの昨日全部やったわ!)」

・・・。

私「お待たせしました、終わりました。」

サポ「それでは再度取り込みしてみてください。」

私「(できねーって言ってんだろ!)」

私「・・・・・・・・・・・。」

私「・・・・・取り込めました。」

サポ「この度はご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。」

私「ありがとうございました。」

 

なぜ????

 

ではまた。

目立ちたがり屋

こんばんは。

 

現在、新規のお客さんのご依頼を受けていないのですが、

駅の広告の広告(ややこしい)を見ていたら、従業員から「意味のないことはやめてください!」と、怒られました。

我々の業種だと古い媒体の広告は、正直、効果が殆どないと思います。

「目立ちたいんですか?」と聞かれましたが、基本的に人と話したくないのでそんな事はなく、

よく知らない芸能人がインタビューしてる広告と違って、

地元で広告を出してる会社って、怪しくない感じがしませんか?

ただそれだけです。

 

目立ちたがりと言えば、例えばなにかのプレゼンをするさいに、

発表する人、資料を作る人、台本を考える人と、いると思うのですが、

チームとして発表が成功すればいいので、誰が手柄を持って行っても最近は何とも思いません。

発表する人が一番目立つ思うので、その人が評価されるのは良い事だと思います。

 

ではまた。

 

他人事

こんにちは。

大きい会社では別のグループがやっている仕事なんて全く解らないというのが普通かもしれません。

税理士事務所でも自分の担当じゃない会社のことは全く解らないというのが普通かもしれません。

それでも例えば、Aさんが手が空いていてBさんは忙しそうなときにAさんがBさんを助けるような環境なら良いのですが、Aさんは「お先に」と、帰ってしまう事も多いようです。百歩譲って業務の縦割りなどもあるのでBさんのやっている事が解らず、Aさんが帰ってしまうのは良しとしても、自分の仕事が終わってないのに帰ってしまう人も居るようです。グループで作業していると他の誰かがやるだろうと全員が同じ気持ちで取り組むことはあまりないので、余計そうなりがちです。同じ会議に出席しているはずなのに理解度もマチマチです。

小規模な税理士事務所でいえば、お客さんの会社に税務調査の連絡があったときに担当者がどういう反応かで他人事かどうかが解ります(笑)。

まぁ、どの会社も完璧であれば問題無いのですが。

ちなみにうちの事務所はお客さんの(噂)話であれば仕事中いくらしててもとがめません。情報共有の一環だと考えています。

 

ではまた。