税理士さんの税金とあまり関係のないブログ2.0

千葉県成田市で税理士をしています。「和して同ぜず」がもっとーです。口癖は「しょーがないよね。」HP http://www.office-nemoto.jp/ ※2009年以前の記事は消してしまいました。

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いいたします。

年末から正月にかけてリフォームの後片付けやらパソコンの設定をしていて仕事が全く進まずに終わってしまいました。業者さんに頼んだほうが効率が良いとは思うのですが、結局自分で判断することが多く、自分でやるしかありません。

「業者さん(他人)に頼む」理由のひとつに自分の時間を有効に使えるからというのがあると思います。お客さんが記帳代行を依頼するのはその理由がメインで、申告・税務相談を依頼するのは専門性を期待して、だと思います。

さて、受託する側の話ですが、ザックリ言ってうちの事務所では従業員1日辺りの作業で頂く金額が3万円でトントンとなります。原価の内訳は割愛しますが(笑)、例えば従業員が2日拘束されて3万円だと赤字です。ですので全ての仕事のある程度の作業時間は把握しています。

事務所の報酬は上記の作業時間+拘束時間+専門性+私の苦痛度(笑)で決まります。作業量が同じでも専門性が高いほうが多少料金が高くなりますし、専門性が低くても作業量が多ければ料金は高くなります。また、あまり反映はしていませんが、拘束時間として必ず何日か拘束される仕事やコールセンターばりに質問をされると料金が高くなる可能性があります。

話がそれましたが単純に「報酬/作業時間(日数)」で計算した金額が高いほど割が良い仕事ということになります。言葉は悪いですが「割が良い」仕事が多いほうが事務所経営としては助かりますが、「割が良すぎる」仕事は注意しなければなりません。お客さんの所に伺って小一時間話すだけでも拘束時間はそれなりに掛かりますが、割が良すぎる仕事はそれすら怠っている可能性があるからです。

極論ですが何もしないでお金を頂戴するのは好ましい事ではない気がします。矜持の問題かもしれませんが。自分が料金設定で気をつけているのは、値下げを要求されたら「他でどうぞ」と言える価格にしていることです。

ではまた。