税理士さんの税金とあまり関係のないブログ2.0

千葉県成田市で税理士をしています。「和して同ぜず」がもっとーです。口癖は「しょーがないよね。」HP http://www.office-nemoto.jp/ ※2009年以前の記事は消してしまいました。

集金よりも支払いに気を遣え

こんにちは。

↑の言葉は昔頂いた格言集にあった言葉です。

世の中にはお金を貰うことに罪悪感がある人が一定数います。

ただ貰うのではなくて役務提供をして売上として貰うのに、です。

例えば、飲食店で美味しくてボリュームのある料理を安く提供していて、もう少し値段上げたらどうです?と言うと、「うちは安くて美味しいものを出したいんだよ!」と。素晴らしい考えです。ただその考えは自分が貰うときだけで、支払うときに言っていれば本末転倒で結果的に誰も幸せになりません。「自分はこれだけ安く出しているんだからオタクも安くしてくれよ。」商売ですので通常の値引きはお願いするべきですが、業者さんも仕入や人件費は発生します。安く売るということはその下で働いている方の給料も上げづらくなるということです。業者さんも毎回値引きを要求されるような取引先には行きたくなくなって当然です。

何度も書いていますが、商売は「応援してもらうこと」が基本です。上記の飲食店の趣旨に賛同する業者さんであれば進んで安く卸すでしょうが、店主やお店にプラスアルファの魅力がないと難しいと思います。

自分も開業したての方には「応援価格」で対応することがあるのですが、非常識な方が一定数いて考えることが多いです。結局値引きはサービスではないんですよね。

ではまた。