こんにちは。
業界に魅力がないからか、税理士試験の受験者数が減っています。
税理士の登録者自体は微増。
税務署を退官?して登録する方が多いので、試験組が減るということは若手の割合が減っているということだと思います。(登録して20年近く経つ自分がいまだに平均年齢を下げている業界なので何歳まで若手なのかというのはありますが。)
それに関連して、会務のなり手も減っています。これは税理士業界に限った話ではなく、行政書士会や司法書士会も同じような感じだと聞いています。対応を間違えて会がおかしくなってしまった業界の話も知っています。
自分もそうでしたが、所謂若手がなぜ会務をやりたくないか、こんな理由ではないでしょうか?
①(仕事に限らず)自分の時間が取られる
② 会務をしても儲からない
③ 理不尽に文句を言われる
④ 年寄りの面倒をみたくない
⑤ なんか面倒くさそう
自分なりの感想は、
① その通り。でも家でゴロゴロしているなら会務してても良いかなと。
② その人が儲からないのと会務は無関係。お前が言うなと言われそうですが、自分は本業で儲けようと思ったことはありません。もちろんタダでは仕事しませんけど。
③ その通り。
④ わからないではない。けれども自分は先輩から誘われると嬉しいと思うので割と平気。
⑤ 結局コレかなぁと。
一度やって断るのとやったことがないのに断るのじゃ雲泥の差があって、会務はやらない人も仲間内の飲み会は参加してたりするので結局士業も横の繋がりだと思うのです。自分のお客さんで一番報酬をくださっているところも他士業の先生からの紹介ですし、自分ができない仕事は他の税理士さんにお願いしたりします。周りの方のお陰で20年もやってこられたので、会務も頼まれたら断りづらいんですよね。
外から見て業界に魅力を感じないというのは現在登録している自分たちの責任でもあります。「登録すれば儲かりそう」という動機で税理士になっても儲からない、それどころか地味な仕事だというのが知れ渡っただけな気もしますが・・・。なんにしても若い人が入ってこないと業界に未来がないと思う次第です。
なんかまとまりませんが、ではまた。