唯一の健康的な趣味がスキーなんですが、スキーウェアって年に10日くらいしか着ない割には値段が高いので、新しいのを買っても何となく捨てられずに取っておいてしまっていました。すると、地震直後の東北の避難所からのテレビ中継で、何が今欲しいですか?の問いかけに、「寒くて寒くてスキーウェアとか欲しいです」と、避難されてた方が答えていました。
『うちにたくさん(つっても3着ですが)あるよ』と、思いつつも古着だし、直接送るわけにも行かないし、それから調べてて募集している団体も無いしでそのままになっていました。なんというか、困っている人が居て、必要としているものがあり、言い方は悪いですがこちらで必要としていないものが手元にあるのに、渡せないもどかしさがずっと残ってました。テレビでインタビューを受けた方が「コートや毛布が欲しいです」と、答えていればこんなにモヤモヤは残らなかったと思います。
すると昨日、お客さんのブログに「知人が住んでいる地域がライフラインが寸断されていて、自主的に避難しているので避難所として指定されておらず、物資が足りないので至急暖を取れる服が欲しい」との記事がありました。緊急なので古着でも構いません、と。
早速問い合わせてみると、それでもありがたいとの事で、暖を取れるものをかき集めてお届けしました(一応全部クリーニング済みです)。
お礼を言ってくださいましたが、モヤモヤを解消してくれて、こちらがありがとうございますという感じでした。