税理士さんの税金とあまり関係のないブログ2.0

千葉県成田市で税理士をしています。「和して同ぜず」がもっとーです。口癖は「しょーがないよね。」HP http://www.office-nemoto.jp/ ※2009年以前の記事は消してしまいました。

面倒だから教える

最近、周りで良く聞くし思うこと。

職種によって違うんでしょうが、自分の業界での話。
新入社員などが仕事で解らない事があるときやり方(答え)を教えてしまったほうが、
自分にとっては楽です。
取りあえず仕事は進むので。
ただ、長い目で見たときには自分(会社)の為にはなりません。もちろん当人にも。
やり方だけ教えるとそれなりに仕事はできるようになりますが、
それなりの事しかできないので応用が利かず、例外に対応出来ません。

細かいことをいうとひとつひとつの処理も法律で決まっていたり、
そうした方がメリットがあったりするので各々理由があります。
その理解がないまま仕事をすると、言われたからそう処理してるだけなので、
その都度解らない事を聞くしかないし、大きな間違えに気付かずに過ぎてしまうかもしれません。

人間の回転の早い職場ならマニュアルを作ってその通りに処理させれば良いのかもしれませんが、
本来は、自分でやらせてみて、間違わせて、理屈(法律)を調べさせたほうが良いんですよね。
ロジックを理解してない人は何年やってもくだらない質問をしたりしますからね。

最近はググれば答えがでるので、自分も気をつけなければなりませんが。