税理士さんの税金とあまり関係のないブログ2.0

千葉県成田市で税理士をしています。「和して同ぜず」がもっとーです。口癖は「しょーがないよね。」HP http://www.office-nemoto.jp/ ※2009年以前の記事は消してしまいました。

立て直し

こんにちは。

ここしばらく本業以外のことに時間を取られて事務所管理を怠っていたら思いの外ぐだぐだだったという話です。

この数年、月末はいつも慌ただしくて、繁忙期でもないのに午前様になることがありました。
私だけならまだ問題無いのですが、従業員も。
今年の3月で時間が取られる事がひとまず終わったのですが、6月まで引き続きそんな感じでした。
うちの事務所は7〜9月は比較的時間に余裕があって、例年だと「溜まってた資料をPDFにする」とかそんな仕事をしてたりしました。
が、7月も月末は午前様でした。

これはいよいよオカシイと8月は本格的に監察してみることに。
自分としては月末バタバタする原因として、
・仕事が増えた
・自分が他のことで時間を取られていた
・二人目の子供が生まれて今までよりも早く帰るようになってしまった
・自分が土日に仕事をする時間が減った

くらいに考えていて、対策としてパートさんを増やして対応したつもりでした。
が、結果的に人を増やしたことでかえって仕事の進捗が遅くなっていました。
詳しくは書きづらいですが、自分の認識間違い&指導不足でした。

人が増えることで業務の質が落ちてしまっては元も子もありません。

早めに気付けて良かったと思い、立て直したいと思います。

専門職

こんにちは。
先日のブログで、会計事務所の仕事のうち記帳代行業務は機械に替わっていくかもね。
という趣旨のことを書きました。
ただ、領収書や通帳をスキャンして記帳するのはかえって時間がかかるので、意味が無いと思うと。

記帳代行にも色々なレベルがあって、税理士事務所が行う記帳代行業務は「正しい帳簿を作ること」だと思います。
例えば、新入社員に教える場合、お客さんから預かった書類をそのまま記帳するのが第一段階で、
お客さんの間違いを直しながら記帳するのがその次の段階です。
さらに各税法等も考慮し、お客さんの経営に役立つアドバイスが出来てようやく一人前だと思います。

この業界に入って20年くらい経ち、色々な人を見ていますが、
第一段階の「お客さんから預かった書類をそのまま記帳する」というのが出来ない人がわりと多いのです。
わざわざ間違えた帳簿を作ってしまう(笑)
嫌な言い方ですが、こちらからすると何故そんな間違いをするのか理解できません。
間違えている方の能力が低いかというと、決してそんなことはありません。
単に向き不向きなんだろうと思います。

そこで、上記のスキャンサービスなどは読み込ませる時間がかかるけど、
ある程度はソフトが判断するので誰がやっても間違いが減る仕組みなのかなと思った今日この頃です。

以前、パティシエの方が「料理は鍋の振り方で味が変わるけど、お菓子はレシピどおりに作れば素人でもプロと同じものが作れるんですよ。」とおっしゃってました。
ですが私がレシピどおりに作ってもお店と同じものは作れません。
個人的には簡単だと思っていますが、会計事務所の記帳代行も専門的なものでなければならないし、より対外的にアピールしなければなりませんね。

ではまた。

求人

こんにちは。

夏の風物詩ではありませんが、一緒に働いてくれる方を募集しています。

http://www.office-nemoto.jp/recruit/


現在、私を含めて従業員が5名です。
自分は事務所を大きくする気はないので、人数的には最後の募集だと思います。

少人数ですので、事務所として同じ方向を向いていることを求めます。
他の職員がやっている仕事だから中身が解らないのではなく、
お客様の情報はある程度は全員で共有しています。
大企業のようなつもりで応募をすると違和感を覚えると思います(居ないでしょうが)。

少人数だからこそ、継続して学習することを求めます。
少人数だからこそ、より主体的に、責任を持って仕事をすることを求めます。

その分福利厚生は充実していると思います。

ご応募お待ちしております。

wistiki

こんばんは。

wistiki(ウィスティキ)という商品をクラウドファンディングでみつけてから使っているんですが、
1年くらいで電池が切れました。

https://www.wistiki.jp/


基本的に使い捨てなんですが、1年で5,000円(実売価格)とはコスパが悪い。
で、まぁどうせ捨てるならと分解してみました。

付いていた電池はハンダ付けしてあったのでペンチで剥がして、
交換の電池は100均で買ってきました。
ビニテで留めて。

元通り。

さて、仕事しよう。

将来無くなる職業

こんにちは。

少し前に、「将来無くなる職業」だかで、会計士や税理士が入っていました。
淘汰されるのは確実でしょうが、税理士そのものが無くなることはないと思います。
ただ、収入源の一つである記帳代行業務はオートメーション化が進んで行くでしょう。

http://www.epson.jp/products/ac/weplat/

http://www.jdl.co.jp/ah/ei.html

このようにネットバンキングやスキャンしたデータから自動で仕訳を作成するサービスが始まっています。
使ってみて確かに便利ですが、確認や訂正の手間を考えると、手入力より時間が早くなるかというと・・・微妙な気がします。
勿論、取引件数が多い会社や、入出金がシンプルな取引である場合はメリットがあると思います。

結論として、自分で入力する場合はネットバンキングやカードのデータは使ってみようと思いますが、
レシートをスキャンするなら手入力したほうが早いと思いました。
CSV等で読み込むようなデジタル→デジタルのメリットは「金額」の入力間違いがほぼないことだと思いますが、
勘定科目の確認はアナログに頼るしかないため、簡単に取り込めてしまえる(記帳できてしまう)分、
確認作業をキチンとやらなければならないな、という気がします。

ではまた。

源泉税のクレジットカード納付

こんばんは。

私はポイントが2%貯まるカードを持っているので、今年から税金はクレジットカード納付をしています。
源泉税は今まで対応していなかったのですが、6月からできるようになる(なった)と何かで読んだので、手続をしてみることにしました。

取りあえず金額を申告して、
https://kokuzei.noufu.jp/jpn/
国税クレジットカードお支払サイトに行っても、
・源泉所得税及復興特別所得税(告知分)
と、書いてあるだけです。
私も素人よりは勘が働くので「(告知分)」は違うだろうと調べてみると、

・「告知分」とは、国税通則法第36条の規定により、税務署長が行う納税の告知を指します。

ようは調査でなにか出たときに納めるのが告知分だということらしいです。

納期が7月だからまだ始まってないのかさらに調べると

所得税徴収高計算書の提出が必要となる「源泉所得税及び復興特別所得税」及び「源泉所得税」の納付については、e-Tax国税電子申告・納税システム)において、徴収高計算書データを送信した後、メッセージボックスに格納される受信通知から「国税クレジットカードお支払サイト」へアクセスする方法により、納付が可能です。

なるほど、使用している電子申告ソフトからメッセージボックスをみてみると、

そんな方法でアクセス出来ません。

そこで久しぶりにe-Taxソフトを起動してこちらからメッセージボックスをみてみると、

ありました。
こちらから無事納付することができました。

ちなみに納付とブログと写真加工に掛かった時間は1時間でした。

とほほ。

とど

こんばんは。

事務所内での進捗管理で、全体的なものはGoogleスプレッドシートで記入して
全員で共有してるのですが、


現在たまっている仕事を一覧で把握する方法を試行錯誤していました。
Google Keepやガントチャートアプリで管理しようとしましたが今ひとつ長続きしませんでした。
主な理由はその都度アプリを立ち上げなければならないので面倒くさいと。
そこで原点回帰でホワイトボード+付箋でアナログ管理することにしました。

お客さんから資料を預かったら、「日付+会社名+○月分」と付箋に記入します。
現在処理中のしごとはホワイトボードの右側に、終了したら付箋を破棄して上のスプレッドシートに記入。
これなら待たせてしまっているお客さんの情報も共有できるし、
仕事の分量も可視化できていい感じです。

しばらく続けてみようと思います。

ではまた。