税理士さんの税金とあまり関係のないブログ2.0

千葉県成田市で税理士をしています。「和して同ぜず」がもっとーです。口癖は「しょーがないよね。」HP http://www.office-nemoto.jp/ ※2009年以前の記事は消してしまいました。

ライバルは一般企業

こんにちは。

ご存じかもしれませんが、税理士試験の受験者数が毎年下がっています。

www.kaikei-meikan.com

受験しないで税理士になる人もいるので、絶対とは言えませんが、

税理士という仕事の人気が下がっているのは間違いないと思います。

 

仕事の魅力の一つに、「収入」もあると思うのですが、

収入は上位(会計士含む)にランクしているので、

収入以外で税理士の魅力が下がっているのだと思います。

 

税理士はさておき一段下がって、「税理士事務所の職員になりたい」という人はどのくらいいるのでしょうか?

最近は改善されてきているようですが、給料は安くてサービス残業が当たり前というイメージがあったように思います。

うちの事務所に応募してくる方をみると、

  1. 税理士事務所に勤めたい人 3%
  2. 経理がやりたい人 20%
  3. 事務ならなんでも良い人 40%
  4. 仕事ならなんでも良い人 残り

というくらいの割合な気がします。

「なんでも良い」を採用してしまうと覚えることが多いからか仕事の中身も「なんでも良い」になってしまうことが多々ありました。また、話す相手は経営者や企業の経理担当者になるため、若い人が即戦力として働くのも難しい業種です。

ただ、仕事内容は専門的ではありますが、特に難しいこともないので、税理士事務所も一般の方が応募したくなるような魅力をアピールしていかなければなりませんね。

 

ではまた。

 

忘れ物

こんばんは。

 

 

f:id:office-n:20181119163135j:plain

事務所で玄関の外に傘立てを置いているのですが、

帰り際、忘れて置いて行ってしまう事が結構ありました。

 

玄関はこんな感じ

f:id:office-n:20181119164019j:plain

 

以前の設置場所はこちら

f:id:office-n:20181119163125j:plain

傘が濡れないようにと、呼び鈴を押すのに丁度良い場所だったのですが、

帰るときは動線の死角になってしまうので置いていってしまうようでした。

 

そこで、濡れるのを覚悟で場所を変えました。

f:id:office-n:20181119163112j:plain

すると、置き忘れ率がゼロになりました。

 

動線って大事だと思った雨の夜でした。

 

ではまた。

パンチでノックダウン

こんばんは。

9月決算なので地味に忙しいですが、昔と比べると気分的にだいぶ楽なので良しとします。

 

大学生の時の学祭の余興で、「サークル対抗パンチでノックダウン」というのをやりました。

昔あったテーブルの上でやるボクシングゲームをサークル対抗戦でやるってだけで、

たしか賞品等もでなかった気がします。

 

拳闘士

拳闘士

 

 大部分の人は半強制で参加してたものの、自分も含めなんでこんな事やってるんだろう?

って感じで見ていました。

自分のサークルは早々に敗退してなんとなく眺めていたのですが、

先輩がよそのサークルの戦いをみて、ロッキーでも見ているかのようにガッツポーズしていてこの人すげーなと思った記憶があります(何でも楽しめて)。

 

時は流れて大人になると、自分が出る必要の無いイベントや会議にも出席することがあります。

自分の一存で欠席することができれば良いのですが、それもできない行事があります。

私も最初は文句を言っていたのですが、

あるときあの学祭のパンチでノックダウンの先輩の姿を思い出しました。

不本意であろうと出席したからにはその場を楽しくしようと。

可能であれば周りも楽しくなって欲しいのですが、

力不足なので道半ばです。

 

ではまた。

 

 

役員さん

こんにちは。

 

家内が幼稚園の役員をやっていて、なにやら揉めています。

各学年2名で合計6名なので、そんな少人数で・・・、という気はしますが。

ところで幼稚園の役員も馬鹿にならないようで、

上の子が通っている時の役員の方がだいぶ個性的で(現在は下の子が通ってます)、

傍から見てて「・・・・・・・。」な感じだったのですが、

悪い噂は広まるようで、あそこの幼稚園は役員が大変ってことで

来年の入園児はなんと半分になってしまうようです(それだけでは無いでしょうが)。

 

さて、税理士会でも役員という持ち回りの仕事があります。

私も、もう10年間も携わっています。

基本的に幾ばくかの交通費しか貰えないので無償の仕事です。

無償の奉仕ではなく、仕事と書いたのは、

やりたくなかろうと無償だろうと引き受けた以上は手を抜くべきでは無いと思うからです。

家内の話もそうですが温度差が違うところでやり繰りしていくのが一番の難しさだと感じます。

 

また、税理士会の役員をやっているのはお客さんには何の関係もない事ですので、

できるだけお客さんには迷惑を掛けないようにしているつもりです。

(が、到らない点があると思います。)

たまに、「全てを後回しにして奉仕をしています!」みたいな方もいらっしゃいますが、

その方は素晴らしいですが、後に続く方が居なくなるので控えたほうが良い気がします。

 

ではまた。

呼び出し

こんにちは。

 

お客さんが写真一枚につき一回ブログを更新してて触発されたので書いてみます。

 

先日、お友達の税理士さんから『来月の○日か●日は空いてますか?』と、お誘いを受けました。

このパターンが一番困る誘われ方で、用事が書いてません。

当然、内容によって忙しかったり空いていたりするのですが、

いちおう「○日なら大丈夫ですが、なんかあったんですか?」と、返しても、

「○○先生と飲もうと思うので一緒にどうですか?」。

なくはないけどあまりないメンツなので、

何か頼まれごとをするのではと嫌な予感しかしません。

f:id:office-n:20181109180526j:plain

で、警戒しつつ飲んでいると、『実は、、、』(来たか!)

『本に記事を書いたんで今日はそのお祝いです!』

f:id:office-n:20181109183841j:plain

f:id:office-n:20181109183858j:plain

・・・・・・・・・・・・・・・。

おめでとうございます。

仕事に会務に忙しい中で大変だった思います。

 

で、結局自分はなんで呼ばれたのかは解らず。。。

 

ではまた。

 

神経質

こんばんは。

 

私が他人から言われるイメージは大まかに次のとおりです。

・外面が良い(主に家族)

・大雑把(主に友達)

・細かい(主に仕事関係)

書いてて気付きましたが、どれもネガティブなニュアンスで言われることが多いです。

外面が良いのは生まれたときから家で商売をしていたからで、この仕事をするうえで家が自営業だったのは良かったと思っています。

 

細かいというのも良い意味では言われないのですが、自分では細かいのは商売をするうえで大切だと思っています。

今日、月に1回くらい行く食堂で、いつもいる女性のパートの方が飲み物を運んできました。手前が私、奥に従業員(女性)が座っていました。

f:id:office-n:20181101121620j:plain

食堂のパートさんは写真奥の飲み物を手に取って私の所に置こうとして、従業員のほうに置き直しました。そして私のほうに手前のジュースを置きました。

従業員も気付いて「何でだろう?」と話したら、ストローの色が水色とピンクだったからじゃないかという仮説で落ち着きました。

男=青、女=赤という決めつけの是非はともかく、些細なことかもしれませんが、こういう気づきは大切だと思います。たぶんパートさんは最初に赤いストローのほうを手に取ってしまったのを悔やんでいると思います。

 

鈍感力も大切ですが、心情の機微を察知できることも才能だと思います。

 

ではまた。

経理

こんばんは。

先日、お客さんのゴルフコンペに参加して、最近忙しい?というような会話で

「うちも人工出しみたいなもんですからね。」

と、答えていたら同じ組で回っていた方から、

「建築関係のお仕事ですか?」と、聞かれたりしました。

 

税理士業務の大部分も『経理』に含まれるのは間違いないので

最近のこのような話題に対しては思うところがあります。

 

富士通が5千人配置転換、合わなければ転職提案(読売新聞) - Yahoo!ニュース

 

経理は『将来なくなる仕事』の代表格として語られるけど、皮肉なことに人材の方が先にいなくなった「低賃金カルテルの結果なのでは」 - Togetter

 

経理』に対して持つイメージは人それぞれでしょうが、

一般的には大企業の経理→一部を除いて事務作業。

中小企業の経理→会社を影で仕切っている部署。

という感じではないかと思います。

経理としての給料が低いと思うのは、経理部門の(誰でも行える)事務作業の給料が低いのであって、決算書や資金繰り表を作成する方の給料は低くはない気がします。

実際に大きな会社の『経理』にいたという方が税理士事務所に転職しても即戦力にはならないことが多いです。もちろん大会社の経理部門の中枢にいたような方は滅多に零細税理士事務所に応募してくることもありませんが。

 

ではまた。