税理士さんの税金とあまり関係のないブログ2.0

千葉県成田市で税理士をしています。「和して同ぜず」がもっとーです。口癖は「しょーがないよね。」HP http://www.office-nemoto.jp/ ※2009年以前の記事は消してしまいました。

汎用性と専門性

こんにちは。

事務所の採用でSPIのテストを利用しています。

性格の他に国語と算数の問題が出るのですが、感覚としては高校の偏差値と同じになる感じです。超有名大学を卒業していても、この仕事に向いているか向いていないかは別問題なので参考程度に考えています。個人的に事務所の雰囲気が効率を左右すると考えているので、能力よりも性格が大切だと思います。

税理士業務は一般的には「専門家」と呼ばれるかもしれませんが、日常の処理では汎用性が必要です。この会社の経理はできるけど、あの会社の経理はできない、、、では話になりません。まぁそれが専門性と言われればそれまでですが。

我々よりも、会社の経理のほうが専門性が高いと思います。「この会社の経理はできるけど、あの会社の経理はできない」方が多い気がします。経理や会計には一定のルールがあるので、それに従う必要がありますが、その会社のローカルルールも存在します。ローカルルールが会計処理の原則を逸脱してはなりませんが、ローカルルールのほうを重視するケースが散見されます。

冒頭のSPIでは、創造重視、結果重視、調和重視、秩序重視と4分類されるのですが、ローカルルールを重視する方は秩序重視に該当する方が多いように感じます。郷に入れば郷に従えは大切ですが、意味のないルールは変えていく必要があるように思います。

ではまた。