こんにちは。
年の瀬になると思うことがあります。
仕事をしてて、お客さんがセカンドオピニオン的にアドバイスを受けることがあります。
個人的には、お客さんも私も視野が広がるためセカンドオピニオンは歓迎です。
しかし、税理士以外の方からの助言の場合は、助言のメリットよりも税務上のデメリットが上回ってしまう事があるので、その旨を説明すると大抵は納得して頂けます。
ごく希に100人中98人くらいが「税務上問題あり」と言いそうな内容の処理を行ってくれと言われる事もあります。非違行為である旨を説明してもご納得頂けない場合は、こちらから関与をお断りさせて頂きます。通常、関与を断るのは決算が終わったタイミングが多いのですが、そのようなケースでは期の途中で交代してしまうので、中途半端な処理のまま関与を終えてしまいます。どんなに親しい間柄でも起こりえることですので、いつ何時も「自分が関与しなくなったら?」ということを考えるようにしています。
知り合いの税理士さんから「事務所の売上げの2割を占めてた顧問先を断ったらホントに楽になった」という話を聞いたことがあります。
中身は多少違いますが、自分もそのように考えるようになって気分が軽くなりました。
本年もお世話になりました。
よいお年をお迎えください。